こころと動悸・息切れの関係

安静時や軽い動作でも動悸や息切れを起こす場合、まず考えられるのは心臓の異常です。しかし、身体的な疾患によるものだけではなく、心理的要因によっても動悸や息切れが引き起こされることもあります。特にストレスや不安を感じやすい現代社会において、心身相関の観点から身体症状を理解することが重要です。
大船・横浜市栄区の小笹医院では、動悸や息切れの症状に対して、循環器専門医であり、心療内科・精神科の経験も豊富な院長が、心身の両面からアプローチいたします。原因不明の動悸・息切れでお悩みの際は、お気軽にご連絡ください。
心療内科・精神科における動悸・息切れの位置づけ
心療内科・精神科では、身体症状と心理的要因の関連性に着目して診療を行います。動悸・息切れは、自律神経系の乱れを反映する代表的な症状で、ストレスや不安、緊張状態とも密接に関連しています。
ストレスを感じると交感神経が優位になり、アドレナリンなどのホルモン分泌が増加します。これにより心拍数が上昇して、呼吸が浅く速くなることで、動悸や息切れとして感じるのです。また、不安や緊張が続くことで無意識のうちに呼吸が浅くなったり、筋肉が緊張状態を持続させたりすることも、これらの症状を引き起こす要因となります。
心療内科・精神科では、これらの症状の背景にある心理的要因を理解して、体と心の両面からアプローチすることで、根本的な改善を目指します。
受診のタイミング
以下のような症状が見られる場合には、当院への受診をご検討ください。
- 動悸や息切れが頻繁に起こる、または症状が強くなってきた
- 症状により仕事や学校、家事などの日常生活に支障を来している
- 症状に対する不安や恐怖心が強く、生活の質が低下している
- 一般内科で検査を受けても異常がない、または治療しても改善しない
- ストレスを強く感じている など
動悸・息切れの主な原因
心理的要因の例
ストレス
仕事や人間関係など日常的なストレスが蓄積すると、自律神経のバランスが乱れて、動悸や息切れを引き起こすことがあります。
ストレスによる動悸・息切れの根本的な解消
当院では、ストレスが動悸や息切れを引き起こすメカニズムを科学的に解明し、ストレスを捨てられる仕組みを原理から指導しています。一般的なリラックス法とは根本的に異なるアプローチで解消しますので、お気軽にご相談ください。
不安障害
特にパニック障害などでは、不安とともに動悸や息切れが主症状として現れることが多いです。
うつ病
抑うつ気分とともに、身体症状として動悸や息切れを伴うことがあります。
身体的要因の例
不整脈
期外収縮や頻脈などの不整脈が動悸の原因となることがあります。
心不全
何らかの理由で心臓のポンプ機能が低下した状態です。動悸・息切れは心不全の典型的な症状です。
貧血
酸素を運ぶ赤血球が減少することで、細胞が酸素不足に陥り、動悸や息切れが起こります。
甲状腺機能亢進症
代謝が亢進して、心拍数の増加や息切れを引き起こします。
小笹医院でのアプローチ
動悸・息切れを根本から解消
当院では、動悸・息切れの根本的な完治を目指した治療を行っています。院長が解明した精神医学の原理に基づき、症状が起こる真の原因を特定し、それを根本から解消することで症状の再発を防ぎます。
ストレスの発生を抑制
動悸・息切れの背景にあるストレス発生のメカニズムを、院長は科学的に解明しています。ストレスがなぜ発生するのか、どのような原理で発散されるのかを理解することで、ストレス自体の発生を抑制する治療を実践します。
薬物依存からの脱却
院長が解明した精神医学の原理によって、症状の根本原因を正確に特定できるため、薬物に頼らない治療が可能です。当院では薬物療法は補助的な位置づけで、段階的に減薬することで、最終的には薬から完全に解放された状態での完治を目指します。
