こころと頭痛の関係

頭痛の背景には身体的要因だけではなく、心理的要因も大きく関わっています。例えば、ストレスで肩こりが悪化して頭痛が起きたり、逆にストレスが解放された後に頭痛が起きたりします。また、頭痛と精神疾患は密接に関連しており、うつ病やパニック障害などの症状の1つとして頭痛が引き起こされることもあります。
大船・横浜市栄区の小笹医院では、頭痛の身体的側面と心理的側面の両方を考慮した総合的なアプローチを行っています。なかなか改善しない頭痛でお悩みの方は、当院へご相談ください。
心療内科・精神科における頭痛の位置づけ
心療内科・精神科では、頭痛をストレスなどの心理的要因が身体症状として現れる「心身症」の1つとして捉えています。特に慢性頭痛の多くはストレスや不安、抑うつなどの精神的要因が大きく関与しています。
心療内科・精神科での頭痛治療の特徴は、単に痛みを抑える薬物療法だけではなく、その背景にある原因の特定と対処法の習得を重視する点にあります。また、頭痛の種類ごとに異なるアプローチが必要となるため、それぞれの頭痛タイプに合わせた治療を行います。
当院では必要に応じて、脳神経内科など頭痛専門科と連携し、CTやMRI検査の実施も検討します。身体的な原因と心理的な要因の両面からアプローチすることで、より効果的な頭痛の治療・管理を目指しています。
受診のタイミング
以下に該当する場合は、当院の心療内科・精神科への受診をご検討ください。
- 月に10日以上鎮痛剤を服用している
- 鎮痛剤を服用しても頭痛が治まらない
- 頭痛に伴い「やる気の低下」「不安感」が持続している
- 脳神経内科や他の診療科で異常なしと言われたが改善しない
- 仕事環境や家庭環境などストレス状況の変化に伴って頭痛が悪化する など
主な頭痛のタイプと原因
緊張型頭痛
頭全体を締め付けられるようなにぶい痛みが特徴です。通常、軽度から中等度の痛みで、日常生活に支障を来すほどではないことが多いですが、慢性化すると生活の質を著しく低下させます。
心身両方に原因となる要素がありますが、精神的なストレスが原因となる場合は、ストレスを受けている最中に痛むことが多いです。
主な原因
- 長時間のデスクワークなどによる不良姿勢・血行不良
- 首筋の筋力低下
- 睡眠不足や不規則な生活習慣
- 長期間のストレスによる頭頸部の筋肉の緊張 など
片頭痛
頭の片側、あるいは両側のこめかみ付近が脈拍に合わせてズキンズキンと痛みます。頭痛と同時に光や音に過敏になる、吐き気が起こるなどの症状を伴うことがあり、人によっては日常生活に支障を来します。
主な原因
片頭痛のメカニズムは完全には解明されていませんが、以下の要因との関連が指摘されています。
- ストレス解放後の神経伝達物質の変動
- 完璧主義、几帳面、神経質といった性格傾向
- ホルモンバランスの変化(女性に多い)
- 一部の食品(アルコール、柑橘類、チーズ、ナッツ類)
- 様々な環境要因(明るい光、天候の変化など) など
ストレスの根本に着目した治療
当院では、ストレスが頭痛を引き起こすメカニズムを科学的に解明しており、一般的な頭痛対策とは根本的に異なるアプローチで症状を解消します。詳細は受診時に丁寧にご説明いたしますので、お気軽にご相談ください。
小笹医院でのアプローチ
頭痛を根本から解消
当院では、頭痛の根本的な完治を目指した治療を行っています。院長が解明した精神医学の原理に基づき、ストレスによる筋緊張や血管の変化が起こる真の原因を特定し、その原因を根本から解消することで、頭痛の再発を防ぎます。
ストレスからの頭痛を予防
頭痛の背景にあるストレス発生のメカニズムを院長は科学的に解明しています。なぜストレスが発生するのか、どうすれば発生を防げるのかという根本的な理解により、ストレス自体の発生を抑制し、頭痛の根本的な改善を実現します。
鎮痛剤依存からの脱却
院長が解明した精神医学に基づく精密な原因特定により、従来の心療内科・精神科の治療とは異なり薬物に依存しない治療が実現できます。鎮痛剤の必要性が根本から解消されるため、基本的には無理のない範囲で減薬していきます。
最終的には薬物から完全に解放された状態での頭痛完治を実現し、頭痛に悩まされることのない安定した日常生活を取り戻します。
